アポロウスバシロチョウの切手

アポロウスバシロチョウは、アゲハチョウ科のParnassiusというウスバシロチョウ属の代表種です。ヨーロッパから中央アジアにかけての山岳地帯に生息していますが、英国にはいません。ヨーロッパで最も人気が高く、ヨーロッパを代表する蝶と言っていいでしょう。

アポロウスバシロチョウを描いた切手も、ヨーロッパを中心に多くの国で採り上げられています。最も最初に採り上げられたのが、1954年のフィンランドの結核予防基金切手であり、モノトーンのクラッシックな図案です。スイスの児童福祉切手にアポロウスバシロチョウが採用される1年前でした。

アポロウスバシロチョウは、ヨーロッパ各国で普通に見られる高山蝶だったのですが、開発と乱獲により数が少なくなり、今では多くの国で保護指定されています。


科名アゲハチョウ科 (Papilionidae)
属名ウスバシロチョウ属 (Parnassius)
学名Parnassius apollo
和名アポロウスバシロチョウ
英名Apollo
分布ヨーロッパ、中央アジアの山岳地帯
開張5-10cm


1954.12.7
フィンランド
1955.12.1
スイス
1961.11.27
チェコスロバキア

1961.12.30
ポーランド
1962.5.25
西ドイツ
1962.9.13
ブルガリア

1963.11.7
モンゴル
1964.5.25
ユーゴスラビア
1966.5.23
チェコスロバキア

1970.5.4
モナコ
1974.11.11
ハンガリー

1976.10.16
アンドラ
1977.8.22
ポーランド
1979.12. ?
シリア

1981.6.30
ギリシア
1986.5.22
フィンランド
1986.5.26
ユーゴスラビア



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