フクロウチョウの仲間

フクロウチョウ科はモルフォチョウと同様に中南米の特産です。モルフォチョウが太陽蝶と呼ばれるのに対し、フクロウチョウは日陰の蝶というべきか。ほとんどの種がフクロウチョウ属(Caligo属)に属し、翅の裏面の目玉模様がフクロウのように見えることからフクロウチョウと呼ばれています。大型で開張は15ー20cmに達し、しかも縦長の翅なのでさらに大きく見えます。


科名フクロウチョウ科 (Brassolidae)
属名フクロウチョウ属 (Caligo)


イリオネウスフクロウチョウ
Cane Mort Bleu
Caligo ilioneus

1968.2.23
パナマ
キオビフクロウチョウ
Banded Owl
Caligo atreus

キベリフクロウチョウ
Caligo uranus ♂

Caligo brasiliensis

1966.1.25
ベネズエラ
1974.9.2
ベリーズ
1979.8.1
ブラジル


科名フクロウチョウ科 (Brassolidae)
属名ムラサキフクロウチョウ属 (Eryphanis)
学名Eryphanis automedon
和名ムラサキフクロウチョウ
英名Purple Mort Blue
分布グアテマラからトリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ブラジルまで広く分布
開張8.25-10cm


1972.2.18
トリニダード・トバゴ
1978.10.1
ガイアナ


ムラサキフクロウ属(Eryphanis属)はフクロウチョウ属より小型のグループですが翅の裏面にはやはり目玉模様があります。



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