ボツワナ Botswana

ボツワナは南アフリカの北部に位置し、ジンバブエ、ナミビアに囲まれた内陸国です。国土の大部分が広大なカラハリ砂漠の地で亜熱帯性気候の国です。ダイヤモンド、銅、ニッケルなどの鉱業が経済基盤となっています。1966年にイギリス連邦内の共和国として独立。

1981年に6種の昆虫切手が発行されました。トンボ、カマキリ、バッタ、コガネムシ、蝶、蛾(幼虫)が描かれています。この6種の切手を組み合わせた小型シートも同時に発行されていますが、枯れ木をバックに6種の切手が横につながった面白いデザインになっています。成虫と一緒に幼虫も描かれた切手は数多くありますが、幼虫のみを描いた切手は珍しいですが、いわゆる青虫・毛虫を描いた切手というのはやはりちょっと敬遠したくなりますね。


1981.2.23 昆虫切手

アフリカオナシアゲハ
Papilio demodocus
(アゲハチョウ科)
ヤママユガの一種(幼虫)
Gonimbrasia belina
(ヤママユガ科)


1984年のクリスマス切手には題材として蝶が採りあげられました。アフリカオナシアゲハは再登場です。面白いのはカバマダラを描いた切手で、切手の印面に書かれた学名はカバマダラに擬態するメスアカムラサキの学名になっています。切手制作者もまんまとだまされてしまったようです。


1984.11.5 クリスマス切手

アフリカオナシアゲハ
Papilio demodocus
(アゲハチョウ科)
キマダラタテハ
Byblia acheloia
(タテハチョウ科)

カバマダラ
Anosia chrysippus
(マダラチョウ科)
ヒメアカネタイマイ
Graphium taboranus
(アゲハチョウ科)



Copyright(C) 1999-2006 M.Higashide