テングチョウ科は系統的に古い蝶といわれており、他に近縁なグループがなく世界中で10種しか確認されていません。北米では第三紀層から2種の化石も発見されています。この科の際だった特徴として、その名の示すとおり天狗の鼻のようなひげが長くのびていること、また、暗褐色の模様と独特の前翅の形が上げられます。日本にはテングチョウ(Libythea celtis)が1種生息しています。 |
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テングチョウ Nettle-tree Butterfly Libythea celtis |
ムラサキテングチョウ Beak Butterfly Libythea geoffroyi ♂ |
アフリカテングチョウ Snout Butterfly Libythea labdaca |
1966.2.1 ハンガリー |
1963.7.15 中国 |
1973.12.3 タンザニア |