1955.8.8 動物切手
ヨーロッパミヤマクワガタ Lucanus cervus ♂ (クワガタムシ科) |
キアゲハ Papilio machaon (アゲハチョウ科) |
1955.8.8 プラハからベルギーのアントワープ宛航空書留便(実逓初日カバー)
1955年に発行された動物切手5種のうち、昆虫を描く2種を貼った初日カバーです。プラハの発行日の消印が押され、ベルギーのアントワープ宛の航空書留便で実際に差し出されたものです(実逓便といいます)。また、左側に描かれている蛾は、ヒトリガの一種だと思いますが種名までは分かりません。この蛾の絵はエンボスされており、なかなか風格のあるカバーになっています。 「初日カバー」とは、英語では First Day Cover(=FDC) といい、切手発行日に出された郵便物の意味ですが、主として記念品として意図的に作成されたものを指します。したがって、実際に差し出される場合は少なく、発行される切手になじみの深い地域の郵便局印や記念印が押され、カバーの余白には関連する図案(カシェという)が描かれるのが普通です。 |