ハガタムラサキ Hypolimnas dexithea (タテハチョウ科) |
1961.10.15 マダガスカル(タナナリブ)からフランス(パリ)宛航空便
タナナリブ−パリ間 ボーイング707 初就航記念カバー
1960年5月に発行された通常切手のうち3フランのハガタムラサキを描く切手が1枚貼られた実逓航空便です。しかも、マダガスカルの首都タナナリブとフランスの首都パリを結ぶ航空路線に就航したボーイング707の、最初のフライトで実際に運ばれた記念カバーです。郵趣の世界ではこのような実逓カバーを初就航記念カバー First Flight Cover(通称FFC) と呼んでいます。 カバー表面の左下にそのことを示すボーイング707のイラスト付きの丸印が押されており、左上には手書きで Air France の初就航サインがしてあります。また、カバーの裏面にはタナナリブを 13:15 に出発し、パリのオルリー空港に翌16日の 5:23 に到着した Air France の証明印が押されています。この証明印の上に押されている赤い印はパリの到着印だと思われますが、10月19日 16:15 の日時表示と BALZAC の地名があり、不勉強な私の知識では十分意味が把握できません。どなたかご教授ください。 |
カバーの裏面