インドネシアから1963年に発行された4種の蝶を描く切手です。第６回社会の日の記念切手として発行されました。サイズも小さめで地味なデザインですが、すっきりまとまった好感の持てる蝶切手に仕上がっています。

1963.12.20 第６回社会の日記念

オオルリオビアゲハ Papilio blumei （アゲハチョウ科）	クギヌキフタオチョウ Polyura dehaani （タテハチョウ科）

ミイロタイマイ Graphium weiskei （アゲハチョウ科）	アンフリススキシタアゲハ Troides amphrysus ♀ （アゲハチョウ科）

初日カバー

ミイロタイマイはニューギニアの山中に生息している美しい蝶です。地上で吸水したり森の木立の間を飛び回ったりと、生息地ではその美しい姿がかたまって見られます。うす紫色の斑紋は蝶としては珍しいため独特の存在感があります。開張6〜6.5cmの中型のアゲハチョウで、決して珍しい種類ではありません。パプアニューギニアの切手にも描かれています。 一方、クギヌキフタオチョウはジャワ、スマトラに産する非常に珍しいフタオチョウです。