「ハサミムシ」の切手

次のようなお手紙(E-mail)をいただきました。

はじめまして、動物もののビデオなんてだしてる会社です。当社のホームページがやっと立ち上がりました。そのなかにリンク集を設置し、あなた様の蝶の切手ホームページにリンクをはらせていただきましたことを連絡いたします。今回、ペンギン物語というビデオ発売を記念して、ペンギン特集を組みました。コウテイペンギンのお話なんてのもあります(泣けます!!)。ぜひ、見に来て下さい。また、わが社のホームページにもリンクを張っていただけると幸いです。日本人にもっと自然のおもしろさを伝えられたらと考えております。ホームページアドレスは www.nsri.co.jp です。よろしくお願いいたします。「ハサミムシ」の図柄の切手ありますか?ほしいのですが。
自然科学研究所 担当・上田(1997.2.4)

そこで蝶切手ではないのですが、「ハサミムシ」の切手を探してみたところ、ありましたありました! 2枚ありました。1988年までに発行された「ハサミムシ」の切手はおそらくこの2枚だけのようです。1989年以降は調べていないのでちょっとわかりません。


コートジボアール
−Ivory Coast−
1980.9.6
セントヘレナ
−St. Helena−

1982.1.4
Ivory Coast St. Helena
ヨーロッパクギヌキハサミムシ
Forficula auricularia
(クギヌキハサミムシ科)
セントヘレナオオハサミムシ
Labidura herculeana
(オオハサミムシ科)


世界各国から発行され続けている昆虫切手は大半が蝶と蛾の切手です。その他の昆虫の切手はあまり多くありません。比較的多いのが甲虫切手ですが、それでも蝶と比べれば完全に少数派です。トンボの切手もあまり多くありません。理由は言うまでもありませんが、そんな中でも「ハサミムシ」と言う超少数派の昆虫切手も世の中にはあるのです。



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