スペイン領ギニア Spanish Guinea

スペイン領ギニアは現在の赤道ギニア共和国です。スペイン領ギニアは1961年にフェルナンドポーと名称を変更したのち、1968年にスペインから独立しました。国名の示すとおりアフリカ赤道直下に位置し、北はカメルーン、南はガボンにはさまれた四国の1.5倍程度の小さな国です。その小さな国からアフリカではモザンビークに次いで二番目に古い蝶切手が切手の日に発行されました。


1953.11.23 切手の日

ドルーリーオオアゲハ
Papilio antimachus ♂
(アゲハチョウ科)


1953年の切手の日に発行されたのは、ドルーリーオオアゲハを描く2種とカミキリムシを描く2種の切手です。この時代のスペインの植民地からは単色刷りで同一サイズのモノトーンの切手が発行され、一つの特徴を出しています。残り2種の昆虫切手もどうぞご覧ください。


1958年の切手の日にもカバマダラを描く3種の切手が発行されました。いずれもカバマダラ1種を描いているのですが、デザインと色を変化させており、なかなか渋いシリーズになっています。多色刷りの華やかな蝶切手とはひと味違うクラシカルな雰囲気が気に入ってます。


1958.11.23 切手の日

カバマダラ
Anosia chrysippus
(マダラチョウ科)


初日カバー



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