サラワク Sarawak

アカエリトリバネアゲハ 
Trogonoptera brookiana ♂ 
(アゲハチョウ科) 

1955.5.9 サラワク(SIBU)から米国シアトル宛航空便


世界最初の蝶切手の実逓カバーです。実逓カバーとは、実際に郵便に使用された切手付き封筒のことをいいます。サラワクの世界最初の1セントの蝶切手2枚の縦ペア(縦につながった2枚の切手のこと)を含め9枚の切手が貼ってあります。1950年1月3日の発行から5年以上も経っており、郵趣的にはあまり良い使用例とは言えませんが、なかなか姿の良いカバーなので自分では気に入ってます。

9枚の切手で30セントですが、実はこのカバーの裏側にもさらに6枚の切手が貼ってあります。裏側は合計80セントで表とあわせて110セントになります。おそらくサラワクからシアトルまでの航空便料金が110セントだったのでしょう。


カバーの裏面


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