ダイダイモンキチョウの切手

シロチョウ科のダイダイモンキチョウは、ヨーロッパでもっとも普通に見られるキチョウで、渡りをするタフな蝶として知られています。中部ヨーロッパに多く生息しており、英国でも南岸に多く見られます。しかし、英国では冬の寒さのために幼虫は死滅してしまうため、一年中すみついているわけではなく大陸から毎年渡ってきます。


科名シロチョウ科 (Pieridae)
属名モンキチョウ属 (Colias)
学名Colias croceus
和名ダイダイモンキチョウ
英名Clouded Yellow
分布ヨーロッパ、北アフリカ、中近東
開張5-6cm


1957.11.30
スイス
1964.1.15
東ドイツ
1966.2.1
ハンガリー

1977.4.1
ジブラルタル
1982.10.20
イラク
1985.2.13
ポルトガル領アゾレス

1987.2.25
トルコ
1989.?.?
シリア
1993.5.26
サンマリノ


この種は多くの型があり、アゾレスのものなどは極端に違いがあります。分布は地中海沿岸を中心にアフガニスタンからカナリア諸島までで、ヨーロッパ中部にみられるものは、ここから渡りによるものです。



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